「ほろ夜市」でのトークとカンパのご報告

昨年11月19日、高円寺で不定期に開催されている、世界や日本のだいじな問題についてのトーク+おいしい食べ物やグッズの販売のイベント「ほろ夜市」で、有志の会共同代表の小田原琳が「『日本人』が『在日』と焼肉交流する!−−埼玉朝鮮学校への県補助金の再開を求める活動を通じて考えていること」と題して、朝鮮学校の歴史や高校無償化からの除外などの制度的差別、日本社会のマジョリティとして考えることなどをお話しし、埼愛キムチの販売もさせていただきました。

イベントの前月10月に埼玉朝鮮学校が台風による浸水被害を受けたことをお話ししたところ、会場のみなさんから支援のカンパもいただきました(埼玉朝鮮学校へのカンパのご報告)。

埼玉朝鮮学校では、このカンパを、生徒が部活動で使用する楽器の購入にあてました。埼玉県の補助金が停止されて10年以上が経過し、学校では教育のためのさまざまな設備・備品にも十分にお金をかけられない状況が続いています。楽器も長いあいだ買い換えることができず、大会等の際には生徒が自費で購入したり、レンタルしたものを使用したりしてきました。「ほろ夜市」で小田原のトークを聞いてくださった方々のお気持ちを、子どもたちの支援につなげることができてとてもうれしいです(埼玉朝鮮学校へのカンパのご報告2l)。